自然との共存を深く意識した創立者の理念を継承し、学校全体で人と環境にやさしい教育環境と施設づくりに取り組み、生活環境改善活動の推進や環境に配慮した建材・設備の積極的な導入も推進しています。
ごみの分別回収
全学園で取り組むごみの分別本学園のごみ(一般廃棄物)は、徹底した分別により減少させることを実施項目として取り上げ、ビン・缶・ペットボトル・紙などの分別を優先して、児童・生徒・学生及び教職員が一丸となって分別回収に取り組んでいます。
リサイクルとグリーン調達
電話帳リサイクルテーブル省資源化・リサイクル商品の導入として、紙の両面利用などによる紙使用量の削減を図り、OA紙・パンフレット・名刺などもリサイクル用紙を使用するよう促進しています。文具類のグリーン調達も欠かせない活動です。買うときから長く使えるものや、エネルギー消費の少ない商品を選ぶことも重要です。環境負荷の少ないものを購入することにより、環境に配慮した意識向上に結びつけています。
環境に配慮した建築計画
- SCI TECH CENTER(サイテックセンター)
太陽光と風力による発電、雨水の再利用やマイナスイオン発生器を設置し良好な室内環境を維持 - ART CENTER(アートセンター)
各教室に昼光センサーを設置し、太陽の明るさによって照明をコントロール - 高学年校舎
リサイクル建材・自然素材の利用やレンガの外装を採用し高断熱による空調負荷の軽減、地形に合わせた施設計画による地下工事の軽減 - 研究センター棟
ペアガラスによる熱負荷の軽減や全熱交換機による空調負荷の軽減 - 大学6号館
自然エネルギーの活用(ソーラーパネル設置)やバルコニーによる日陰効果 - FUTURE SCI TECH LAB(フューチャーサイテックラボ)
ソーラーパネルの設置やLED照明器具の設置
風力発電
レンガの外装
ペアガラス
太陽光発電(ソーラーパネル)
照明器具(人感センサー付き)
リサイクル建材
省エネルギー活動
エネルギー使用量の低減活動として、照明の昼休み消灯や冷暖房温度の適正化(冷房時は28℃、暖房時は20℃)などを実施し、省エネルギー対策に努めることを実施項目として取り上げています。電気の使用量は、建物、設備及び機器の増加により毎年5%前後上昇していますが、上昇率が前年度より下回るよう継続的にエネルギー低減のための努力をしています。一人ひとりの削減量は少ないかも知れませんが、全員で取り組むことが環境負荷の低減に貢献できると考えています。
法規制の自主管理
本学園には、環境に著しく影響を与える側面として冷暖房用ボイラーによる大気汚染や河川放流による水質汚濁がありますが、法や条例の基準より厳しい目標値を自ら設定し監視しています。ボイラーには灯油や重油一種を使用し、教学事務棟・幼稚部棟・大学の一部校舎は都市ガスに移行しています。その他にも地盤沈下・エネルギーに関する法など20数種類の法が適用されていますが、「環境法規制管理規定」に従って法規制の連守維持管理を実施しています。