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環境教育実施の指針

本学園の環境方針に「生活環境改善活動の積極的な推進と、それを担いうる人材の育成」をスローガンとして掲げ、全教職員が一丸となって「美しい地球を子どもたちに手渡す」ことこそ教育機関の使命として受け止め、「環境教育実施の指針」と「児童・生徒・学生への環境教育運営規定」を策定し、効果的に環境教育活動に取り組んでいます。

【環境教育実施の指針】
総合学園として、幼稚部から大学・大学院までの一貫した教育活動と、子どもと親と教師が一体となって活動する「三位一体」の教育環境を踏まえ、環境方針に記載されているスローガン「生活環境改善活動の積極的な推進と、それを担いうる人材の育成」を教育部門の各部署が実施する際の指針とする。併せて、教育信条の一つである「自然の尊重」を背景に、次の五つの事項を留意する。
1環境についての教育(認識)に係わる事項
本学園の自然の中においての豊かな体験活動と、それをとおして、感受性を得させる教育
2環境のための教育(態度)に係わる事項
環境や自然との係わりについての知的理解を図る教育
3環境の中での教育(経験)に係わる事項
生命の尊重、自然保護、それらの因果関係の把握、多面的な見方や考え方の習得など、環境保全や環境の継続的改善のための能力や態度を育成する教育
4環境を通しての教育(技能)に係わる事項
環境を媒体に様々な能力を養う教育
5環境に対して社会性・国際性・専門性への涵養(定着)に係わる事項
広く社会に対して環境問題を考える力、行動力を養う教育

この環境教育実施の指針をもとに、幼稚部から大学まで環境をテーマとした教育活動が積極的に行われています。その教育活動は単年で終了するものではなく、ある研究は後輩に引き継がれ、ある活動は一貫教育の中で継続的に育まれています。