POEM

玉川学園の教育理念とPOEM

教育とは、より優れた人間を形成する活動であり、創立者小原國芳は、人間を「生まれながらにして唯一無二の個性を持ちつつも、万人共通の世界をも有する存在である」と定義しました。玉川教育のミッションは、この人間像をより完成されたものへとすることであり、日本社会さらには世界へ貢献することのできる優れた人材を輩出することにあります。その教育理想を実現するために12の教育信条である「全人教育、個性尊重、自学自律、能率高き教育、学的根拠に立てる教育、自然の尊重、師弟間の温情、労作教育、反対の合一、第二里行者と人生の開拓者、24時間の教育、国際教育」を掲げ、未来に向けての教育活動を展開しています。本学園のモットーである「人生の最も苦しい、いやな、辛い、損な場面を、真っ先に微笑を以って担当せよ」を実践できる人、自らの未来や21世紀という時代を担う人材の育成こそ玉川学園の教育目標です。
本学園の教育活動は自然豊かな丘陵地帯で展開されているだけに、自然と共存する教育環境を大切にしていかなければなりません。そのために、「21世紀へ向けての玉川っ子の詩:POEM」をスタートさせました。これは、Preserving Our Environment Move という、本学園の教育環境を維持し、改善していく試みであり、自然と人工の恵みを享受できる学校環境の在り方を問い続けていくための標語です。