ソフトエネルギープロジェクトとして、ゼロエミッションを目指すエネルギー研究に力を入れています。太陽光の効率的利用や風量の研究に関してのプロジェクトによる活動を展開し、全学園で取り組めるテーマを設定しています。
風車コンテスト
風車プロジェクトは、ソフトエネルギープロジェクトの一環として行われるものです。このプロジェクトでは、毎年「風車コンテスト」として、風車の性能およびデザインのコンテストを行い、エネルギーとしての風を考える機会を持っています。K-12から大学まで幅広い応募があり、毎年様々なアイデア風車が登場します。この試みは単にエネルギー開発という部分にとどめず、「エネルギーや環境」というテーマに幅広い年代がチャレンジするという教育目的が含まれ、全学的にエネルギーを考えるプロジェクトとして、日常の教育活動・研究活動への展開をも視野に入れています。
ソーラー チャレンジ プロジェクト
このプロジェクトは玉川学園の太陽エネルギ−利用技術の研究についての全学園プロジェクトとして発足しました。「ソーラーエネルギーの有効利用」を基本テーマとして、単に学術研究にとどまらず、低学年、中学年、高学年の児童・生徒の教育題材として、環境問題、エネルギー問題についての教育効果が期待されるプロジェクトです。目玉でもあるソーラーカーは、これまでに国内外のソーラーカーレースに挑戦し、優秀な成績を収めています。さらに太陽電池と燃料電池を組み合わせたハイブリッドソーラーカー「アポロンディーヌ号」を開発し、2003年(平成15年)にはオーストラリア大陸4,000qを横断して注目を浴びました。また、このシステムに使用する水素をバイオからつくる研究に取り組み、自分達でつくったバイオ水素での走行実験に成功しました。現在は燃料電池を利用した新しい4輪車の開発にも取り組んでいます。
学術研究所ホームページ:http://www.tamagawa.ac.jp/research/